
2020年12月に、ジオ&バイオ研究会が10年のフィールド調査を経て制作発売した「ジオかるた北九州」に続いて、同会のメンバーでもある北九州インタープリテーション研究会が、このたび「すごろくマップ」を制作しました。
北九州には約3億年以上前から現代までの多様な大地(ジオ)が広がり、珍しい景観を造り、多様な植物や動物(バイオ)を育み、産業や歴史を生み出してきました。
この「すごろくマップ」には、かるたに取り上げたジオサイトなどの位置を鳥瞰図マップで表し、かるたの絵札や字札、解説文を掲載して容易に理解でき、かるた遊びとともに伝統的なすごろく遊びで楽しみながら、学べるように工夫しています。
北九州のジオ(大地)やバイオ(生物)、歴史の素晴らしさを再発見することで、子どもたちへのシビックプライドの醸成や環境保護意識の向上を目指し、さらに高齢者のフレイル予防の効果も狙っています。